第二次世界大戦で生まれたわだかまりをいつまでも抱いたままでい続けたくないと願ったオランダ人、日本人、インドネシア人が、2000年に日蘭イ対話の会を始めました。
活動内容
私たちは戦争について、過去について語り合います。特に旧蘭領東インド(現インドネシア)が日本の統治下にあった時代とその後の時代に私達がそれぞれ経験したことに、又その経験が私たちに残した傷跡について、耳を傾け合います。そして何よりも未来について語り合うのです。お互いの文化をより理解するために、希望と和解、憎しみからの解放、友情と平和への展望を与え合うために対話を重ねています。
対話の会カンファレンス
辛い経験をした人達にとっては、対話は過去を整理する手助けとなり得ます。それ以外の人にとっても、対話を通して自分の国の歴史について、実際に経験した証人から聞き、学ぶことができるまたとない機会です。対話の会では、上の世代から戦争を知らない未来の世代の若者たちに、戦争体験が受け継がれていきます。
戦争を二度と起こさないために、そして憎しみを生み出さないために、私たちはこれからもずっと対話を続けていきます。